シュンラン
ツチアケビ、オニノヤガラ、そしてこのシュンランなど、ラン科の植物にも酒の材料として利用できるものがいくつかあります。
これらは味や風味を楽しむというよりも、薬酒としての需要が高いですね。
シュンランは、古くから不老長寿の霊薬とされ、花をつけたままの花茎をてんぷら、おひたし、和えもの、酢のものなどで食用する習慣があります。
酒にも、この花をつけた状態の花茎を利用します。

ツチアケビ、オニノヤガラ、そしてこのシュンランなど、ラン科の植物にも酒の材料として利用できるものがいくつかあります。
これらは味や風味を楽しむというよりも、薬酒としての需要が高いですね。
シュンランは、古くから不老長寿の霊薬とされ、花をつけたままの花茎をてんぷら、おひたし、和えもの、酢のものなどで食用する習慣があります。
酒にも、この花をつけた状態の花茎を利用します。

・生態・
ウワミズザクラはバラ科の落葉高木で、北海道、本州、四国九州に分布し、平地から山地までの林野や湿原に生えます。
10~20mの高さになり、4~5月ころ、葉が開いた後に1年枝の先に長さ5~15cmの総状花序を出し、径6~8㎜の小さな白色5弁花をたくさんつけます。
花後、長さ6~7㎜の卵形の石果を結び、夏に紅~黒熟します。
近縁のエゾノウワミズザクラ、イヌザクラなども同様に利用できます。
・利用部位と採取期・
蕾のうちの花穂と熟果を利用します。
花穂は4~5月、熟花は7~8月に採取します。
・作り方・
酒容量に対し、花穂は6割、果実は4割を入れ、氷砂糖100gを加えて漬け込みます。
花穂は1週間で取り出しますが、果実はそのままでいいです。
ともに3~4ヶ月で熟成します(花は黄褐色、熟果は紅色)。
・効能・
疲労回復、セキ止め、去痰、強壮、精神安静、安眠などのほか、美容にもいいです。
「サクラ」とは呼ぶものの、白い小花をブラシ状に集めて穂型に咲くのがウワミズザクラです。
越後地方では、この花蕾を房ごと塩漬けにしたものを「安仁子(あんにんご)」と呼び、強壮強精食品として重用しています。
酒には花の蕾(3~5月)と果実(7~8月)を用いますが、春に花蕾を漬けたものに夏の果実を加えたものを最良とします。

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