シュンラン酒の作り方
・生態・
シュンランはラン科の常緑多年草で、北海道(奥尻島)、本州、四国、九州に分布し、平地から山地までの林内に生えるほか、観賞用に鉢植えなどで栽培もされます。
10㎝程度の草丈になり、3~4月ころ、膜質のさや(はかま)に包まれた長さ10~25㎝の花茎を伸ばし、先端に直径3~5㎝の淡緑黄色の花を1個つけます。
この花をつけた花茎は、おひたしや和えもの、てんぷらなどで食用するほか、塩漬けにして蘭茶にします。
また、民間療法では根を止血、消炎などに用います。
・利用部位と採取期・
3~4月に花をつけた花茎を摘んで用います。
・作り方・
花茎のさや(はかま)を取り除いて水洗いし、よく水けをきります。
酒容量に対して、半量の花茎を入れ、氷砂糖100g(酒1.8リットルに対して)を加えて漬けます。
中の花茎は1週間で出しましょう。
3~4か月で淡黄褐色に熟成します。
・効能・
古来、不老長寿の妙薬といわれ、疲労回復、精神安静、安眠、強壮などに効用があります。